フィリピンはスペイン・アメリカによって植民地されていたことは有名ですが、第二次世界大戦下で日本にも占領されていたのはご存知でしょうか?
特にイロイロは地域住民が激しく抵抗した地域として知られており、第二次世界大戦で亡くなった軍人記念墓地がマニラ首都圏外に唯一イロイロにあります。
今回は日本人の留学生には是非行って欲しい「BALANTANG MEMORIAL CEMETERY(バランタン記念墓地)」をご紹介します。
BALANTANG MEMORIAL CEMETERY(バランタン記念墓地)
「BALANTANG MEMORIAL CEMETERY(バランタン記念墓地)」はGITCから車で30分ほどのハロ地域に位置しています。記念墓地以外にも日本軍にゲリラ戦の歴史や当時使用された武器などの展示品もあります。
戦いの犠牲になった兵士たちのお墓や記念碑を建てられており、アメリカ軍がイロイロを日本軍から解放した3月25日には式典も行われています。
私はGITCの学生さん達と年数回バランタン記念墓地を訪れますが、フィリピンの方々が日本軍に勝利したことを米軍に知らせるために地上に大きく書かれた「JAPS ARE GONE」の写真を見るたびに、多くの日本人・フィリピン人の犠牲の上に平和があることとても実感します。
フィリピン・イロイロでフィリピンの文化や歴史に触れてみる体験をするのはいかがですか?